素材のおはなし

夏にぴったりの靴下!日本ならではの素材が生み出す新感覚「シャリ感」が気持ちいい。

2017/05/26

日本が良いなぁと思う1つに「四季を感じられる」ことがありますよね。
四季があるからこそ、景色などの様々な変化を楽しんだり、季節ごとのスポーツ・遊びがあったり、また、身に着けるものも季節に応じて変えていける楽しみがあったり...。

でも!

日本の夏は高温多湿!衣類が汗で肌にはりつくあの不快感...。あのジメジメ・ムシムシが苦手という人は多いのではないでしょうか。
とは言え、嘆いたところで今年もムシ暑い夏はやってきます。

そんな日本には、様々な暑さ対策アイテムがありますね。衣類に関しても、夏時期の不快感をやわらげるための工夫がされた商品が販売されています。
靴下も例外ではありません。汗をかくと蒸れやすいため、吸水速乾性の高い靴下などが夏にはおすすめです。

吸水速乾性という機能の高さはさることながら、「新感覚!気持ちいい!」と独特の肌ざわりの良さで人気上昇中の靴下があります。
夏にぴったりなさらっとして軽快な履き心地に、独特なシャリっとした新感覚靴下。

素材に使われているのは、誰もが知っているアレなんです。

究極のエコ素材が生んだ、夏にぴったりな靴下


その素材とは、『和紙』です。

和紙は薄くても非常に丈夫であり、かつ柔らかく、その独特な風合いは長く日本でも親しまれてきたことはご存知かと思います。

もちろん、和紙をそのまま成形して靴下をつくるわけではありません。を高い技術で和紙を繊維状(和紙繊維)に加工して素材として使われています。和紙は木の皮など植物が主原料ですから、和紙繊維は綿・麻・絹・ウールなどと同様天然素材なんですね。

天然素材 “和紙繊維”

そもそも天然素材の繊維を靴下に利用する最大のメリットは、人工的に生産される繊維では再現できない「肌ざわりの良さ」があります。それに加えて「吸水性」「調湿性」さらに和紙が持つ「消臭効果」そして「耐久性」などの様々なすぐれた機能を生かして、夏でもべとつきにくく快適に履くことができる機能性の高い靴下がつくれるようになりました。

天然素材でできた商品にこだわる「自然派」の消費者も増えている昨今、和紙繊維を使用している靴下は独特な履き心地も相まって夏にぴったりな靴下として注目されているのもうなずけますね。

そんな和紙繊維。間伐材を原料にした和紙を用いた和紙繊維は“エコ繊維”とも言われます。
国内一の靴下の産地 奈良県では、あるモノを原料に使用することで、この和紙繊維をさらに「究極のエコ・高機能繊維」に進化させました。

奈良県の特産物から生まれた究極のエコ繊維


そのあるモノというのは、葛(くず)。

葛と言えば、葛きり・葛餅などの和菓子や葛湯などで馴染みがありますね。
葛はマメ科の植物で、葛の根にためられたデンプンを主原料に「葛粉」がつくられています。奈良県吉野地方の「吉野葛(よしのくず)」は良質な葛粉として有名で、特産品となっています。

葛の花

この「吉野葛」を製造する過程で出てくる搾りかす(繊維)は大量に破棄されていたのですが、この葛根の搾りかすを20μのパウダーにして和紙を漉く際に練り込むことで紙繊維に仕上げることに成功。廃棄される葛根を使ってますから、原料コストは抑えられて経済的、それに再利用することはとってもエコ。さらに、この和紙を繊維にすることで高機能な繊維になります。
まさに「究極のエコ繊維+高機能繊維」が出来上がったんですね。

奈良産のエコで快適な靴下『葛更紗』の誕生

エコノレッグでは、この葛からできた和紙とオーガニックコットンを撚ることでより肌に優しい高機能繊維を開発。
この繊維を使用してつくりあげた靴下は、吸湿性に優れており、さらに湿気を逃がしてくれるので肌のべとつきが軽減され、高温多湿な日本の夏にぴったり。加えて、和紙ならではの独特な「シャリ感」や「さらっと感」は他の素材を用いた靴下にはない独特な履き心地をもたらしてくれます。

エコノレッグが奈良産にこだわり、素材にこだわり、機能にこだわった靴下、その名は『葛更紗(くずさらさ』。

ぜひ、『葛更紗』で「極のエコ・高機能繊維「葛和紙繊維」の快適さを体感してみてください。

▼▽ぜひ、お立ち寄りください♪▽▼

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