「非常識な靴下」がヒット商品に!?~歩きINGシリーズ誕生秘話~
2017/07/26
エコノレッグの“歩くために生まれた靴下『歩きING』シリーズ”。
今でこそ、多くの方にご愛用いただき、エコノレッグのヒット商品となっていますが...。
実は商品の構想からリリースまでは非常に苦難な道のりでした。
今回はそんな『歩きING』シリーズの誕生秘話です。
テーピング効果を持つ靴下はこうして生まれた!
日常の歩行、健康のためのウォーキング...。この基本動作である「歩く」ことに対し、クッション性の優れた足の負担の少ない靴など、足元を支える商品は多数ありますよね。
エコノレッグは“靴下のプロ”として、この「歩く」をもっと快適に、もっと楽しいものにするために、靴下にできることは何だろう?と考えていました。
そんなある日の企画会議で...
靴下に「テーピング」のような効果を発揮する機能をもたせればいいのでは?
ある社員のこの一言が、歩きING誕生の原点です。
スポーツでよく用いられるテーピング。
テーピングテープなどを巻き、筋肉や関節を「補強」「固定」することで、無駄な動きを制限してケガの発生やケガの再発を防ぐ効果があります。
このテーピングの効果を靴下に付加することによって、捻挫やつまづきなどによるケガの予防はもちろん、足の疲れを軽減したり、足運びを楽にして歩きやすくできるのではないか、というのがアイデアでした。
「靴下を足にもっと密着させて、よりズレにくいものを造りたい」
「足のすべて、ではなく、部分的に効果を出せないか」
「しっかりとホールドしたり、引っ張ったりする織り方ができないか」
次々に涌いてくる「テーピング効果のある高機能靴下」へのこだわり。
しかし、果たしてそんな靴下が本当に造れるのか?
エコノレッグの飽くなきチャレンジが始まりました。
メーカーだから追求できた「非常識な靴下」
新商品への理想は膨らんでいきます。それが実現した時にきっとお客様にも喜んでいただける商品になるという確信もありました。
約1年販の間に15回以上ものサンプルを作成をし、特に試行錯誤したのは「伸びにくいけど履ける織り方」をすることでした。
しかし、伸びにくい靴下=履きにくい靴下となり、お客様からのクレームを受けやすい商品になってしまうことから、靴下製造において「非常識な靴下」と考えられていました。
効果を高めると履きにくくなる。そこを避けようとすると『歩きING』は魅力的なものにならない。このジレンマに納得のいく落としどころを見出すために、幾通りも編み方を試し、妥協なき追求ができたのも製造元である西垣靴下と二人三脚で商品開発を行っているエコノレッグの強みと言えます。
いよいよデビュー。そしてヒット商品へ
その後、ゴルフクラブの研修生やマラソンチームにも試着していただき、率直な感想や要望に耳を傾け、最終形態にもっていくまでさらに半年を費やしました。
そして、2008年の夏。いよいよテーピングソックス『歩きING』シリーズとしてリリースの時を迎えました。
お客様からの反応も上々な滑り出し。そして、そのこだわりの技術が専門家たちにも認められ「奈良県のグッドデザイン技術デザイン賞」を受賞。
販売個数もぐんぐん伸び、生産数30万足という業界としてもヒット商品へと育っていったのです。
“お客様に喜ばれるものづくりを”・・・スタッフたちの信念が「非常識な靴下」を「お客様に愛される靴下」へ生まれ変わらせ、今も多くのお客様にご愛用いただいています。
エコノレッグ『歩きING』シリーズ ラインナップ
『歩きING』シリーズは「ショートタイプ」「ロングタイプ」「スポーティタイプ」の3タイプをラインナップ。(記事更新時現在)
エコノレッグのスタッフがこだわって完成させた、テーピング効果のある機能性靴下「歩きINGシリーズ」をぜひチェックしてみてくださいね!
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