平成28年度近畿地方発明表彰にて「発明奨励賞」を受賞
2017/07/26
【国産靴下の企画製造】西垣靴下株式会社(奈良県大和高田市/代表取締役社長 西垣和俊)の「歩きやすくて疲れにくいビジネスソックス」が、公益社団法人発明協会開催の平成28年度近畿地方発明表彰において、「平成28年度発明奨励賞」を受賞しました。近畿地方発明表彰は、公益社団法人発明協会が実施されている優れた技術やデザインを生み出した技術者・研究開発者を顕彰するものです。
平成28年11 月 28 日(月)に神戸ポートピアホテル(兵庫県神戸市中央区港島中町6-10-1)に於いて受賞式が行われました。
なかなか厳粛な式典です。
靴下で、ここまで進化できたことを証明できたのでしょうか。
受賞商品の「歩きやすくて疲れにくいビジネスソックス」は、前回受賞の歩きやすいテーピング靴下「歩きING」が進化した靴下です。日本で初めて、特殊テーピング編みとノンスリップ効果、合成ゴムを生地に編み込む効果を重ねることで、足と靴下、靴下と靴の着用時に生じている無駄な動き・不快な動きを大きく減少させることで、疲れにくい状態を実現した、世界にも類のない画期的な靴下です。靴下の大産地の一介の下請け工場が、ものづくりの生き残りをかけた一発逆転で作り上げた秀逸な靴下です。
“靴だけではありません、靴下でこうも変わる”熱血 社長の渾身のものづくりです。
歩きやすく疲れにくビジネスソックスのストーリー
グローバルな時代だからこそ本物を履いてほしい、疲れやすい・ストレスがいっぱい!そんなビジネスマンに履いてもらいたい、そんな思いから、新開発のテーピングと滑り止め編み込み技術を使って運動効率を上げることで従来のビジネス靴下にはない画期的な「楽に歩けて疲れにくい靴下」を作りたいと開発されました。
西垣靴下株式会社では、平成17年から靴下やサポーターなど健康に特化した製品を開発してきました。平成24年度に開発した、歩きやすく疲れにくい靴下「歩きING」は、平成26年度11月に近畿地方表彰奈良県発明協会会長賞を受賞しました。発明品として靴下が評価されました。そんな中、「仕事で疲れるので、同じ機能・効果がある仕事で履ける靴下を作ってほしい」とのお客様の声から発案されました。一週間のうち仕事をしている時間は大半です。様々なストレスによる疲労・全身の倦怠感が蓄積しやすい環境にあるビジネスマンを対象に楽に歩けて疲れにくい靴下を提供したい、疲れにくい靴下の技術をビジネスに持っていこうと考えたのです。
出来上がるまでひとつひとつ課題をクリア
◆靴下と足がフィットして動き難い、滑り難い、引き締めによりアーチの効果を上げることで動きによる余計な不快を取り除く、そのためにテーピングと滑り止め編み込み技術で克服する
◆生地の厚さを調整をする新テーピング技術(テーピング編み部分の生地の厚さを調整する)
◆滑り止め編み込みの為黒色のポリウレタンを開発した。(通常は白だが、靴下を脱ぐ際、ビジネスマンのエチケットのためにも同色にこだわった)
◆薄く仕上げるため、パイル編みの厚みを変える部品を造り上げ厚みをコントロールする。
◆裏糸と表糸共に抗菌防臭加工されたものを使用
ビジネス時に履く、エチケット・マナーを重視した靴下から、仕事から身体を癒す靴下への提案です。
疲れにくい靴下は、足裏アーチにあり
長時間の歩行による脚の疲れなどにより「足裏アーチが崩れ」足裏接地面積が大きくなるのが脚の疲れであることから、部分的に着圧を強くしたソックスの「足の疲労に対する影響」を試験したところ、足裏アーチ(土踏まず)部分に着圧がある「歩きやすくて疲れにくいビジネスソックス」は足裏アーチの圧迫力が高く、足裏接地面積の増加率が低いことからすなわち足の疲労を軽減する効果がみられた。
※奈良県産業振興総合センターとの共同研究において 疲れにくい機能を証明。(28年9月)
関連記事)→『【検証】 エコノレッグの「疲れにくい靴下」は本当に”疲れにくい”のか?』
受賞記念のクリスマスバージョン
グローバルな時代だからこそ本物を知ってほしい。
奈良のクオリティの高機能の靴下を手にしたらわかる
毎日履く靴下だからこだわってほしい
日頃から質のいい靴下を履いてもらいたい
数ある靴下から、やっぱり選んでしまうそんな靴下と確信しています。