機能・効果のおはなし

足の冷えに強い味方!足をしっかり保温する"魔法瓶効果”。

「魔法瓶」というと一番に頭に思いつくのは、水筒やポットなどがありますね。

例えば朝に熱々のお茶を魔法瓶の水筒に入れておけば、夕方でもまだまだ温かいまま飲むことができます。
お茶やコーヒー、スープなど液体だけにとどまらず、最近ではよくごはんを温かいまま保つことができるお弁当箱なんかもみかけます。

温かい飲み物・食べ物がしばらく外で持ち歩いても温かいまま、なんて魔法のよう。「魔法瓶」とはうまく言ったものです。

今回は、「魔法瓶」と似たような構造を採用し『魔法瓶効果』によって足をしっかり保温することで冷えの解消に一役買うあったか靴下についてご紹介いたします。

魔法瓶の"魔法”のヒミツ

日常生活の中では当たり前のように使っている「魔法瓶」製品ですが、なぜ「魔法瓶」が保温効果に優れているかご存知でしょうか?

原因は熱伝導と熱放射

通常、容器の中に温かい飲み物を入れておくと、時間の経過と共に冷めていきますよね。これは、中身の液体などが持っている熱が容器の内側に移動し、そして容器の外側から空気中に逃げてしまうことが大きな原因です。
この、内容物の熱が容器に伝わって空気中などに逃げていく熱の移動のことを「熱伝導」といいます。

また、熱放射によって熱が電磁波として容器に吸収されたり、外部に逃げてしまうことも冷める原因です。

魔法のヒミツ①:熱伝導を防ぐ

熱伝導を防ぐことで、内容物の熱が外に逃げるのを抑えて、長時間保温することが可能になります。
「魔法瓶」は、容器が二重構造になっており、その間は真空です。真空、つまり空気のないところでは熱は伝わらないため、容器の中の熱が外に逃げたり、逆に外気の熱が容器の中に伝わらない仕組みになっています。

魔法のヒミツ②:熱放射を防ぐ

魔法瓶の中を覗いてみたことはありますか?鏡のようになっていますよね。
鏡面仕様になっているのは、中身の熱エネルギーが電磁波という形をとった放射として逃げるのを反射させて防ぐためのものです。
100%反射する鏡面というのは存在しないので完全に熱放射を防ぐことはできませんが、熱が容器に吸収される時間を稼ぐことができるというわけですね。

魔法瓶効果を利用したあったか靴下

前述の"魔法ヒミツ”のうち、熱伝導を抑える構造を採用したものが『魔法瓶効果の靴下』です。

2重構造で熱を逃がしにくくする

靴下なので、本物の魔法瓶のように真空にすることは容易ではありませんが、“空気の層”を設けることで、熱を逃がしにくくして保温性を高めることができます。

上図のように『魔法瓶効果の靴下』は2重構造になっており、内側の繊維と外側の繊維の間に空気の層があります。空気は熱伝導率が低い(下表)ため、足から出る熱が保温され、逆に外気の温度の影響を受けにくくする断熱材の働きをします。

空気を多く含む羽毛のダウンジャケットが温かい理由と同じですね。

靴下だからこその工夫

靴下は肌に直接着けるものですから、ただ温かければ良いというものではありませんよね。快適な履き心地も求められます。

寒い日でも寝てる時でも、ヒトは汗をかいています。繊維の特性を生かして、内側には水分を吸着して吸着熱で発熱する繊維、外側には水分を放出させる機能を持った繊維を組み合わます。
こうして、二重構造による魔法瓶効果で温かさを閉じ込めつつ、余分な湿気や汗を逃がすことにより、靴下をつけている足はサラサラの状態が保たれる快適靴下になります。

快適に温かく!おすすめの魔法瓶効果の靴下

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足の冷えにお悩みの方はぜひチェックしてみてくださいね。

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